化学品の分野および表示に関する世界調和システム( GHS )とは、化学品および化学品を含む混合物の物理化学的な危険性、あるいは健康や環境への有害性に関して、世界共通の一貫性のある分類方法および表示方法を開発し、その実施を促進しようとする構想です。このシステムは、危険有害性の分類および情報伝達に関する各国内の既存のシステムを土台として構築されたもので、2003年7月、GHSは国連経済社会理事会( United Nations Economic and Social Council )により正式に採択されました。本システムは自主協定であり、法的拘束力はありませんが、化学品の適正管理( Sound Management of Chemicals )の一環として、各国で採択、実施することが推奨されています。 |